校長メッセージ
私が最初、「吉兆」に入った時、一緒に入った人たちは
料理屋の息子ばかりで、みんな料理がとても上手でした。
私だけがヘタだったんです。
どうしてかというと、みんなは大学に行きながら専門学校を出ていたのです。
でも、それは昔だからできたこと。
今は情報が錯綜する時代です。
料理学校や料理屋もたくさんあります。
だから、逆にどこで学ぶかというのが大切な時代だといえます。
「料理人が作った料理学校」として
日本一落伍率が低い学校として本物に触れる場所で一緒に学びましょう。
特別講師は徳島まで呼べます。
でも、おいしい大根が採れる山とか、鯛が釣れる海は運ぶことはできません。
だから、学生のうちに、本物の素材に触れることができる場所で学んで欲しいのです。